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日本で働くのが「夢」だった。それだけ。(Teacher Issel編 / 後編)

前回想い出の地である以前の勤務先で彼女が語ってくれた英語教育への想い情熱
一見サバサバしているが、実は周りの人に対する熱い想いを持ち、真摯に向き合う姿がそこにはあった。
なぜ彼女が英語教育に対して情熱を持てるようになったのだろうか?
今回はそこに迫る。

ねぇ、Issel!「教える」ことが楽しいって思ったきっかけは?

大学の授業の一環で子供たちにデング熱について知ってもらうために、小学校に教えに行ったことがあるの。子供って好奇心が多くて、いろいろ聞いてくるじゃない?子供たちの質問に答えてあげたときに、子供たちが嬉しそうに目を輝かせているのが嬉しくて…そのときに「教える」って楽しいんだって感じたね。

大学時代に既に感じていたんだね!この前みたいに通ってた大学に案内してもらうことはできる?

もちろん!一緒に行こうよ!

ということで、今回も彼女の出身大学へ一緒に行ってもらうことに!

いざ大学へ!そこには意外な話が…

着いたのはCebu Doctor’s University!
Doctor=医療関係!?

それだと今の仕事と結びつかないような気もするが…

そして、大学は日曜日で休み、交渉するも入れない…(汗)
仕方なく周りを歩きながら話すことに…

Doctor’s Universityって…?Issel、大学時代の専攻は?

看護学を専攻していたよ。両親、特に父が看護師になることを望んでいたの。
看護師になって海外で働けば、たくさん収入が得られるし、いい暮らしができるからね。

だったら、なんで看護師にならなかったの?

大学で勉強するうちに、「やはり自分は看護学や看護師という仕事に興味も情熱も持てない」と気づいたの。実際、両親が病院への就職を強く勧めていたから、就職試験も受けたんだけど、試験で落ちてしまって…父が大学の事務局で勤めていたコネで、試験で落ちた病院の別の診療科での試験も受けたんだけど、そっちもダメだった。ここで本当にどうしても看護師になりたいと思ったなら、私自身でもう一度チャンスを掴み取ろうと頑張ったんだろうけど、そうはなれなかった。

そこからどうしたの?

結局半年間は6歳から8歳ぐらいの子供達に勉強を教える家庭教師の仕事を見つけて、子供たちに勉強を教えてた。子供が教えたことを理解して、どんどん自分の実力を伸ばしていくところが嬉しかったなぁ。

そのホームティーチャーの仕事から英語の先生という仕事に就いたの?

実はね、そのあともう一度看護師として就職活動をしてるの。でも、やっぱりダメだったし、私自身も「この仕事に情熱は持てないな、このまま看護師になると人生ずっと後悔するだろうな」って思った。だから、両親には「看護師になることはお父さんの夢であって、私の夢ではない。私は私のしたいことをして、私の人生を歩みたい」って伝えたの。

両親は反対しなかった?フィリピンって親の言うことは絶対のような文化はないの?

もちろんあるよ!最近は自由にさせる親が増えたけど、私達の時代はまだまだ「親の言うことには従う」みたいな雰囲気はあったしね。。。私の父も最初はすごく反対したし、私自身に罪悪感もあった。でも、私は父の望む大学に行き、父の望む看護師という仕事に就こうとして、もう十分頑張ったし、親離れするいい機会だと思ったの。そのあと、以前から挑戦してみたかったコールセンターの仕事に就いたの。

え?コールセンター!?またなんで??

小さい頃から英語で映画を見たりしていて、英語が好きだし、得意だった。だから、英語をもっともっと練習したかった。でも、当時のフィリピンは街中で英語を話す人に対して差別的だった。「あの人は、英語なんて話して、自分がいい教育を受けたんだって自慢したいんだね」みたいな反応をされてた訳。

それもまた意外だね…

もちろん、今はどんどん時代も変わって、そんな風潮はなくなってるけどね。だから、海外のお客様への対応で積極的に英語を使えそうなコールセンターのお仕事をしてみたかった。実際に、私がいた会社はEOP(English Only Policy)のような制度があって、オフィス内でも英語を使う動きがあったし。英語じゃなくてビサヤ語を話した人には罰則があったりね。おかげでだいぶ英語を話す力は鍛えられた!

やりたいことがやっとできたのに、なんで辞めちゃったの?

確かにそうなんだけど…シフト勤務だし、毎日同じことの繰り返しでちょっと退屈に思えてきてしまって。お給料は良かったんたんだけどね。もともと教えることが好きで、コールセンターの仕事も広い意味で捉えれば、お客様に教えてあげるお仕事で、そこはやっぱり楽しかった。だから、教えることと大好きな英語を組み合わせて、英語の先生になるのはどうだろう?って思って、転職を決めたの。あとは、母の影響かな…?私の母はずっと学校の先生をしていて、その仕事にとても情熱と誇りを持っているのが見ていて分かった。その姿を見て、私もそんな風になりたい!って思った。

意外な幼少期と転機となった大学時代

なるほど!教えるのが好きだったり、人と話すの好きそうだよね!授業でもよく喋るし…(笑)昔からそうだったの?

子供の頃はとにかくシャイで、内気な子だったよ。高校時代なんて、5本の指でらくらく数えられてしまうくらいの友達しかいなかったし…

これには私もビックリ!
授業中は話を膨らませるのが上手なうえ、インタビューでもこんなにスラスラと自分の想いを語っているのに…

え、意外だね!私はとってもお喋り好きなIsselしか知らないからさ…笑

大学生活がきっかけでいろいろ変わったんだよー。(遠い目)

どういうこと?

高校時代から友達の少なかった私は、大学に入っても相変わらず友達が少なく、内気だった。大学に入っても変わらなくて。周りの子たちは頭もいいし、いろんなことを知っているし、そのうえ人間関係を作り上げるのも上手…でも、一方で自分は全然自分に自信が持てないし、内気で周りと競い合うのも苦手。周りが上手くやってくれるから、彼らに頼りっぱなし。学部柄グループワークとかも多かったけど、いつも受け身だったの。本来なら、この時期ってたくさん失敗とかもするだろうけど、人前で話すことに挑戦したりしながら夢に向かって頑張っていく時期じゃない?

確かにそうだね。。。

なのに、私はそのままずるずる3年生まで行っちゃったの。そしたら…ある科目で単位を落としちゃった。そのときに、「このままじゃマズい!変わらないと!」って強く思ったの。

うんうん、それでどういう風に行動したの?

単位を取り直す前に、自分は何がしたいのか、どんな風に生きていきたいのかを考えるために、母の故郷へ数週間自分探しの旅に出たの。と同時に、一緒に単位を落としてしまった友人たちともたくさん話し合った。そんな中で、とある友人が勧めてくれた映画に出会って、そのおかげで「前向きな気持ちが幸運を引き寄せる」とか「自分の考え方次第で人生は変わる」っていう大事な気づきを得たんだよね。そこから積極的に行動し始めたね。

なるほど…そんなことがあったのか。。。
ただ、気づきを得てもなかなか行動に移すのは難しい。
ここにも彼女の真面目で一生懸命な性格が表れているのだろう。

でも、すぐに行動を変えるって簡単じゃなかったよね?

それは確かにそうだね。でも、変わろうとする気持ちがあれば人って変われるんだと思う。私がその映画に出会ったとき、私は変化の必要性を感じてた。もしそこで変わろうとしていなければ、私が映画を見ても何も変わらなかったかもしれないけど、私は生まれ変わろうと思って、一生懸命努力した。

やっぱり…努力家!真面目!

あとは、この映画を見た後にね、今までずっとつけ続けてきた日記を振り返ってみたの。そしたら、どのページにもとにかくネガティブな気持ちや出来事が書かれてた。家族・自分自身・友達…に対する不平や不満とかね。それを見て、改めて「やっぱりこのままじゃダメだ!こんな自分よくない!」って思ってね、1ページ飛ばしてまっさらなページに、今度は自分の夢や希望をたくさん書き始めたの。将来やりたいことのような大きなことから、「何か楽器を演奏できるようになりたい」とか「髪形を変えて可愛くなりたい」のような本当に小さなことまでね。

ちなみに、このときに書いたリストはもう失くしてしまったらしいが(笑)、
彼女曰くこのときに挙げた夢や目標はすべて叶ったようだ。
これも夢や目標に向かってひたむきに頑張れる彼女の真面目で努力家な性格によるのだろう。

そんな彼女の今後の夢は…?

今後の夢と目標

Issel、夢って何かあるの??

わぁ、難しい質問だね(苦笑)そりゃ私も女性だから、いつかは結婚したいし、家族も欲しいし、母親にもなってみたいよ~(笑)。でも、その夢は別として、今のところはESLの分野で自分自身で会社を経営してみたいって思ってる!もちろん今の段階での話だから、変わってしまうかもしれないけどね!いずれにせよずっと「大好きな英語を教える」ことと関わりのある仕事ができるといいよね。

やっぱりそこでも「英語を教える」ことなんだ!具体的にどんな会社を経営してみたい?

生徒たちにたくさん吸収してもらうっていうのはもちろんなんだけど、MBAのように教える先生達にも新しい挑戦や自分探しをしてもらえるような環境を作りたいかな。

今回の日本行き、自分の夢とどう繋がりそう?

今回日本で暮らすことで、日本の産業がどう機能しているのか、いろいろ見ることができると思っているから、そのなかで自分の夢に繋がるものが見つかればいいなって思ってる!

最後に、これから日本で教えるであろう生徒たちに何かメッセージを!

If you love that language, the language loves you.
これは私自身の経験から言えることで、私自身はテレビや映画のおかげで英語が心から好きになって、おかげで英語に自信が持てるようになったと思ってる。映画やテレビで出てくるセリフが言えるようになると嬉しいし、出てくる俳優や女優のように話したいという強い憧れが頑張るモチベーションになっていたしね。だから、是非英語をまずは好きになってほしい!そう思ってる。

2回にわたって取材してきましたが、Isselの魅力伝わったでしょうか?
一見サバサバしていて冷たく感じるかもしれませんが、誰よりも生徒のことを想っている熱い先生です!
夢や目標に向かってまっすぐに進む彼女を応援して頂けると嬉しいです♪